福岡県の星野村にある原爆の残り火"平和の火"。
初めて出会ったのは去年の六月。
今年の六月も夏至の日に平和の火を使ってキャンドルナイトを開いた。
今回はヒロシマで被爆した方が多く住む韓国のハプチョンを経由して大阪へ。
ヒロシマで被爆した約1/10が朝鮮からやってきた人たち。
との話を今年になって初めて聞いた。
韓国へ一緒に行った、タケちゃん、深尾さん、みなこちゃんも来てくれ再度ハプチョンに行った時の動画を観ながら向こうで聞いた事、感じた事をシェア。
再度今回の旅を反芻して整理する機会となった。
火を受け取られた加藤さん。
身内だけでゆっくりとキャンドルナイトをしますとのこと。
平和の火を使ったキャンドルナイトは、星野村の下記6つの条例を守る必要がある。
・ピースステーションの採火セレモニーに参加する。
・申請しているキャンドルナイト以外に「平和の火」を使用しない。
・申請している人や組織以外に火を分けない。
・採火を受けてから、キャンドルナイトまで平和の火は心を込めて大切に保管する。
・キャンドルナイトの際、平和の火の由来、主旨等を自分の言葉で伝える。
・キャンドルナイト終了時には、必ず全ての火を消す。
これらの事を守れば、不特定多数の人が参加する開かれたキャンドルナイトをやるも良し、また個人的に1人でやろうと2人でやろうと家族だけでやろうとその人の自由だ。
在韓被爆者問題。
極めてデリケートでシリアスな事なので、勉強不足の自分が、過去の経緯や数字を伝えるのは難しい。
風化していく過去を誰かに正確に伝えるのは難しい。
今回の旅ではこれを痛感。
その情報のソースは二次的なものか三次的なものか、何処から発信されたのか。
何を以って正確とするか。
難しい。
そして知らず知らずのうちに己の主観や思い込みが入る。
が、諦めるわけにはいかない。
しぶとく勉強。
被爆一世の人たちはもう時間が残されていない。
故に朝鮮半島が緊張状態にある中この旅を決行した。
"今しかない"。
というより"今だからこそ"。
今月、このハプチョン経由の平和の火は韓国、日本各地でいろんなキャンドルナイトて灯されている。
より多くの人の気づきのきっかけになりますように。
何より私自身が知りたい。
Vo&Djembe:Kackey@dabigtree
在韓被爆に関するQ&A | Candle Night 1 Pi:ce
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