今日は学校で今回のフィールドワークの報告会をしました。
学校のみんなに火を届ける旅のことを詳しく話すのは初めてのことで、
不安な気持ちもありました。
でも、私たちの想像を超えるほどの多くの人が来てくれて、
緊張と共にとっても嬉しくなりました。
発表中は何をしゃべっているのかわからなくなるくらい、
口が勝手に動いて、自分の思いがつらつらと飛び出しました。
最近、火と共に過ごした日々が遠く昔のことのように感じ、
「あれは夢だったんじゃないか」なんて思ったりしていました。
みんなに話しをしている間、旅の情景を思い出していました。
カイロの暖かさを確かめ、2人ともにお互いの思いを共有し合って、
たくさんの人に出会って、火を受け渡して…
「ああ。本当に私たちは火を届けたんだ」
と思いました。
発表の後、話を聞いてくれたみんながやって来て、
涙を流しながらハグをしてくれました。
私はなぜだか、涙は流れませんでした。
その代わりに、嬉しくってずっと笑顔でした。
みんなとハグしていると、
すごく幸せで、
こういう小さなことが「平和」を生み出していくのかなと思いました。
もしも、火を届けることを最初からあきらめていたら、この日が来なかったかもしれない。
勇気をだして、「ウチが火を届ける!」と言った昔の自分を褒めてあげたくなりました。
それと同時に、
私たちを暖かく迎えてくれた北海道や新潟の人たち
火に出会わせてくれた人たち
たくさんの人との出会いのきっかけになった平和の火
一緒に旅をしてくれたまれちゃん
私を支えてくれている人たち
にたいして感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本当にありがとう。
今回の旅で得たものをこの先にも生かしていきたいと思います。
そして、平和の種まきをできたら良いなと思います。
ふかおはるか